全然ホットな話題でもなんでもないんですけれども、
2011.12.18現在、白いポリカーボネート製のMacBookシリーズは
2010年5月に発売されたMacBookが最新でかつ販売終了となりました。
そのMacBookをなんとかかわいがってあげたい…まだまだ頑張ってもらいたいと
考えている人は少なからずいると思います。
その中で、今夏に発売された新OS「MacOS Lion」は今までのMacシリーズを
蹴落としていくような、そんな「重さ」が際立っているOSと思われます。
このMacBookはもともとはOSX 10.6シリーズのSnow Leopardが初期に
インストールされており、そのOSで動かしている限りは軽くて快適なのですが
どうもOS Lionにアップデートしてからモッサリ感が半端無く、そしてOSの
起動時間が1分近くかかり、そして終了にも結構な時間を要してしまい
軽くイライラを覚えてしまう事この上ない!という残念な状態に。
そのモッサリが許せなかった私は、メモリかな?ということでメモリを8GBまで
入れてみたものの別にスワップしているわけでもないので体感は変わらず。
しかし、横にあるMacBookAir 2011年モデルを使用してみてもメモリ量は2GBで
グラフィックメモリがそこまで入っているわけでもないのにとても軽快にLionが
動くので、こりゃなんでだと調べてみると、どうやらHDDの速度に問題があった
ようです。
以前、このブログでも紹介したHDDの換装ですが、その際、発熱量と金額を
第一と考えてしまってrpm(1分間に回転する速度)5400のHDDに換装しました。
それが本当に苦しめる結果と鳴っていたことを認めたくないが認めざるを
得ない状態となり、これはもうMacBookをこれからも快適に使用していく為には
やむなし!と思い、SSD購入に踏み切りました。
購入したSSDはこちら。
MacBookのSATAの種類から最大速度は3.0Gb/sのようですので、
第一に値段との兼ね合いもあり、ものすごい極端な評価も無いとの事で
比較的安価で品質も悪くないメーカーキングストンのモノに!
取り付けは以前の記事と全く同じでした。
怪しげな顔です…。でもまぁ見えないから大丈夫!!
取り付けた後、以下サイトを参考に製作しておいたOSX Lion Install DVDディスクを挿入し電源を投入。
OS X LionのインストールDVDを作成する方法 ー トブiPhone
展開後、まずはSSDを初期化するためにディスクユーティリティーを起動します。
設定は以下を参照。
パーティション:1パーティション
名前:MacOS
フォーマット :Mac OS 拡張(ジャーナリング)
サイズ:最大(自動的にサイズは割り当てられていました)
オプション>GUIDパーティションテーブル
適用して、ディスクユーティリティーは閉じ、Lionのインストールを開始します。
DVDからのインストールなので少々時間がかかります。ボケーッと待ちましょう。
写真はここまでしかとっていませんでした…。
その後、簡単な設定(アカウント設定、ユーザー登録、ネットワーク設定等)を終わらせると
クリーンなLionのインストールが完了します!Time Machineで設定を引き継ぐ場合は
引き継いじゃってもいいでしょう。
そして、気になるモッサリ感はどうなったかというと…。
あーちょー速い!あーすごい!!!
っていうふうに。
OSの起動は5秒程度、終了も3秒程度ととても高速になりました!!
他アプリケーションの反応速度も抜群に上がり、MacBookAir2011のあの軽さに
迫る程の速度にMacBookの高速化が完了して大満足です。
ただ、SSDが高価な為、容量が少し少なめとなりましたので、外付けのHDDや
NASなどを利用して少し大きめなデータは他のメディアに移して運用しなければ
ならなくはなりました。
CoreiなMacだと6.0Gb/sのSSDにも対応してもっともっと高速なマシンへと
変貌するので羨ましく思いますが、ポリカ白MacBookを今後も愛し続けるには
SSD化は避けられないかと思います。