どうもしゃけごんです。年が明けていつの日かもう春が近づいてきていますね。
なんだかんだ結束バンド一色の数ヶ月でしたね!!アニメも最高でしたが三井律郎氏の楽曲アレンジが際立っていて、一昨年買ってポロンポロンと弾いていたFenderのテレキャスを持ち出して死に物狂いで練習してたりしていました!あんまり上手くならないけどって全然関係ないですね。
さて、今回は在宅勤務も数年経ってOAチェアやらモニターやらキーボードやら色々と買い揃えてきましたが、本当に決定打の無いまま来てしまったマウスについてやっと色々と知見がまとまってきたのでレビューを含むマイベストを伝えたいと思います。
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もくじ
左利きがやっちゃう順応
私しゃけごんは左利きで、しかもかなり重めの左利きといいますかギター・ベース以外は全部左という人間です。
育つ過程で両親は右利きに矯正しようとお箸を持つ手を左にさせてみたり右手で書道をさせてみたりと色々経験させてもらった(?)のですが結局何にも結び付かずに左利きに落ち着きました。
パソコンでマウスを持ったのも左で親と共用だったりして中指左クリックのフォーム固定でもう何十年とやってきた事になりました。
私と同じように左利き中指左クリック派というのはかなりいるんじゃないかと思っています。
通常のマウスであればそれはそれでそういうもんだという事で事が足りるのですが、ここ最近出てきた「エルゴノミクスマウス」に対応できない問題が出てきました。
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エルゴノミクスとは
エルゴノミクスマウスは、人間工学に基づき体に負担のかからない形状のしたマウスのことで、人体の自然の形を保てないままマウス操作を行う事で肩や関節を常に緊張させてしまって疲れを増幅させてしまう事を防いでくれるマウスです。
マウスだけでなく斜めに対になる形を取っているキーボードや、背骨や腰に沿ってサポーターが付いている椅子など、事務作業で何時間も同じ格好・体勢をし続ける仕事をしている我々がいかに疲れ知らずで作業効率を上げるにはもはや必須とも言われるこのエルゴノミクスな製品に、左利き勢は「対応できない」事で右利きな方々より疲れを溜めてしまっている現代をどう生き抜くか、そういった命題に立たされているという状態です。
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エルゴノミクスは右利き用ばかり
大手OA機器メーカーLogicoolなどでも顕著ですが本当に左利き製品はほぼないに等しいです。
今をときめくエルゴノミクスマウスMX Master 3も右利き用しかありません。
体に優しい仕組みも左右スクロールやカスタマイズボタンなども全部右利き用にしかリリースしてくれていません。
さらにひどいのはもう少し機能の少ないミドルレンジのモデルなんかは海外では左利きモデルが発売されているのにも関わらず、日本では発売が無く個人輸入で購入するしか方法が無い事もしばしばあり、製品があるなら日本でも発売してくれよと憤っていたりもします。
これはLogicoolだけでなくさまざまなメーカーがこういった状況である事は事実です。それだけ売れる見込みが無いという事なのかもしれませんが、少数派な自分は悲しい現実だと思っています。
今回は、そんな悲しい現実に立ち向かうべく、少ない選択肢の中から試してみて良かった製品を3つ紹介いたします。
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DELUX エルゴノミクスマウス M618
数多くのエルゴノミクスマウスを販売する海外メーカーDELUXが唯一販売している左利きマウスがコチラ。
この丸い形が体に負担をかけない構造となっています。ちゃんと左利き用になっていますね。
この製品は左手の側面を立てる構造でマウスを持つことができて、肩を内巻きにしないで済むので疲れが低減されている感覚がありますね。
親指側には念願の戻る・進むボタンと解像度を変更するDPI変更ボタンが付いていてブラウザなどで威力を発揮します。
クリック感も静かにコツコツって感じで心地よいですよ。
Bluetooth接続と無線アダプター接続とUSB接続にも対応していて接続方法が選べるのも嬉しいポイントですね。
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ELECOM トラックボール M-XT4DRBK-G
いやもうこれは神アイテムです。というのも親指トラックボールで左利きの製品で日本で流通しているものはこれが唯一です。(2023/3/4時点)
親指でマウスカーソルを動かせるので、本体は動かない仕組みとなります。初めはちょっと動きすぎたり微調整が難しかったりしますが自分に合う解像度を見つけて自由に動かせるようになればこれ以上に便利なものはありません。
ボタンも戻る・進むボタンのほかに人差し指側に2つのカスタムボタンと薬指側に1ボタン付いており、スクロールボタンは左右に倒すと横スクロールにも対応し、DPI変更スイッチやバッテリー維持のためにマウスの追従の精度の高め・低めを選べるスイッチなどカスタマイズ性も十分です。
さらに、ELECOMマウスアシスタントツール5をインストールするとさまざまなカスタムボタンに機能を割り当てることができて、例えば薬指の位置にある8ボタンにSHIFTキーを割り当てると、8ボタンを押しながら中指スクロールをすると左右にスクロールできるなど痒いところに手が届くようになります。
ただ、私の環境だけかもしれませんがMacではマウスアシスタントツールをインストールしても8ボタンが効かない現象があり、Macのキー検証ツールKarabiner-Elementsで見てもキーが入力されているように見えてないので、アップデートによって使えるようになるのか対応が待たれる状態です。
8ボタン目がMacで正しく動けば最強なんだけどなぁ…とは思いますがWindowsであれば完璧に動作するので左利きで親指トラックボールマウスをお探しの方は現状コレしかないですが、憂なくおすすめできる逸品ですよ。
こうやればMacでも使えます!みたいなコメントがあればTwitterで教えてください!
ちなみにUSB無線のみの対応です。
ELECOMマウスアシスタントツール(Win)
ELECOMマウスアシスタントツール(Mac)
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Kensington SlimBlade Pro
そして真打登場といった所です。
この製品は人差し指トラックボールの金字塔SlimBladeのBluetooth・USB無線・USB有線に対応した完全版といっても過言では無いでしょう。
元々左右対称の形をしているので右利きも左利きもないので設定次第でどちらの手にも対応できるのが最大の特徴です。
親指マウスよりも人差し指マウスの方が慣れに時間を要すかもしれませんが、人差し指+大型トラックボールは慣性や速度がつけやすく繊細な動きや大きくスクロールする事も可能にする使い込んだら辞められないそんな魅力がある製品となっています。
Kensington Worksというマウスアシスタントツールでトラックボールの周りの4つのボタンに何を割り当てるかを決められます。そして左上と右上や左上と左下など組み合わせでキーボードショートカットを割り当てたり、様々なアクションを割り当てられたり、さらにはスクロールの方向や慣性などを細かく設定できるためカスタマイズ性は最高です。
アプリごとにキーの割り当てを変えたり、カスタマイズを別のPCにも適用させるためにクラウドに保存させたりと複数マシンで使うための工夫が取られているのも魅力の1つと思います。
2022年末に発売されてまだ新型という事もありマウスを動かしている時にポインターが飛ぶネガディブアクセルが確認されたりしてAmazonの評価がかなり低い状態ですが、2023年2月末に新ファームウェアが公開されてネガティブアクセルが解消されているのでそろそろ買い時になってきたかなという印象です。
私も同様の不具合に見舞われて一回返品しましたが、また買い戻してファームウェアアップデートを行うことで不良が解消されました。
同様の問題を抱えている方はファームウェアのアップデートを行ってみてください。
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左利き用製品は少ないが秀逸の製品ばかり!
今回、私しゃけごんは左利きを実機レビューしてまいりました。
私がゴリゴリの左利きという事もあり、特殊なマウスの使い方をしていたせいでマウス選びは難航しましたが、今回紹介した3つのマウスはどれも良いものでした。
それぞれに特徴があり、通常のマウスのように本体ごと動かしたい人はDELUXを、ボールマウスで親指・人差し指とそれぞれ使い方によって選べる最強の製品が実は揃ってるなと思いました。
私は在宅用にSlimblade Pro、会社はM-XT4DRBK-Gとで使い分ける事にしました。どちらも最高に良いので迷っている方はぜひ用途に合わせて検討してみてはいかがでしょうか。
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