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    iPhone14 Proが発表された時、iPhone13Proを持っていたので「買うまい」と決めていたiPhone14シリーズ。


    10月のAppleの発表会が無くなって不完全燃焼だった事とちょうどSoftbankのとくするサポートの適用月が始まったという事で「おもんないし、オモロそうなもんを行ったれ!」って事でとりあえずiPhone14 Proのディープパープル256GBに買い換えてみることにしました。



    Dynamic islandは何をもたらしたのか



    さて、iPhone14 Proが発表されて良い意味でも注目されたのは「Dynamic island」ですね。


    Android端末では前面には1つのカメラ分のパンチホールのみなのに、Appleは横幅約2センチ程度の黒帯があってなんだか進化がないよね…Dynamic Islandなんて要らない、みたいな言われ方をされますが実際なくてならない機能と私は考えます。


    iPhoneには通話などで画面に顔ないし物体が近づいた事を検知して画面に表示されたボタンなどが触れてもその機能が動き出さないようにするための近接センサーの搭載やFaceIDで通常のカメラでの2次元的な情報だけでなくiPhoneから顔の距離を測り顔の凹凸を測って認証を行なっているため、精度の高い顔認証を実現できており、マスクをしたままの顔認証などが実現できているのはLiDARカメラの搭載があって実現されています。


    そういった精度の高いセキュリティや誤動作防止を行うためにパンチホールのみのカメラではなく、それらのセンサーやカメラを画面側に搭載し続けるためにソフトウェア的な解決を見出したのがこおん「Dynamic Island」です。以前の記事でもこのことは説明しましたね。


    iPhone13 Proまでは各センサーを画面部分とは別にガラスの領域を設けて配置していてそれがMッパケだとかいうことでイジられていたのですが、今回のiPhone 14 Proでは画面の下に搭載しそれが目立たないように黒く塗られている領域がある状態にしました。


    これは、よくAndroidで画面上で指紋認証をする場合、指を指紋認証のスペースに置いた時は指の部分だけ白くなるといったことと同じことで指紋認証をする際に画面に何が描画されていたら不必要な情報でしかないため一瞬だけ色を抜く、といった処理がなされています。


    iPhone14 ProにもセンサーとLiDARカメラのある部分はその上に情報を表示してしまうと機能として不具合が出る可能性がある事を懸念し、センサーに異常の出にくい色を常時置き、いつでも機能するようにそのままで置いてあるといえるでしょう。


    そしてその黒縁を「これはiPhoneのUIとして黒い通知ウインドウが表示されている」という事としてユーザーに認知させる方法にしておくことで解決した、というUIの問題解決としてはとてもユニークな方法で回避していると言えますね。


    体験してみて、違和感0。


    dynamic island demo

    さて、実際に体験してみて思ったのは「違和感一切なし」ということです。


    上記のアニメーションGIFのように、再生している曲のアイコンと画面録画しているアイコンが右側に表示されていて、Dynamic Islandを長押しすると、音楽の実際のEQと再生位置、曲の再生を止めるボタンや戻る・次へボタン、音の出し先を変えるアイコンが表示され、実際に曲の位置もそのまま変えられますし、曲名をタッチするとSpotifyが立ち上がり曲を変更することができます。


    画面上で、曲名の上部空きスペースに各センサーとカメラが入っており、アーティスト名の下側のパディング(余白)と同じサイズとしていることで「ここはデザイン的余白だ」と認識するので、何の違和感もなくユーザー体験を与えていると言えますね。


    これまでのiOSは現在のアクティブな要素の表示が弱いと評されていたのですが、このDynamic Islandでその役割を与えており、今起きている何かにアクションを与えることが1つし易くなったと思います。


    ただ、多くの情報を出そうとするとウインドウを広げる必要があり、普段の細いバーにはアイコンを出せるくらいの領域しかないので、この数ミリの領域にどういった情報を出してよりわかりやすくするかは各アプリケーションに委ねられているので、これからが楽しみな機能でありますね。


    ハードウェアの問題をUIを用いて解決を行って人に良い体験を与えるこの構造で実装されたDynamic Islandがまたさらにすごいハードウェアを追加できる余白としてユーザーに受け入れられていくとしたら、まだiPhoneは進化できるんだなーって思います。面白いですね!!


    UIというのは問題を解決するためにあるので口を悪く言えば「いい意味でどうユーザーを騙すか」という事も非常に大事になってきます。こちらについてはUI心理学の本などで知識を得ることもできますよ。


    常時スタンバイ


    dynamic island demo

    常時点灯ディスプレイはiOS16の新機能であるロック画面のカスタマイズの画面をそのまま常時点灯させておいて、通知などがきたら下から積み上がって表示させられる機能です。


    1秒間に1フレーム描画していて、通知が来た場合などはフレームレートを可変にして表示してくれるので、見た目にはそこまで気になりません。


    常にうっすら表示していて情報がいつでもみられるのは良いと思いますが、やはり表示している分電池の持ちが13 Proに比べれば減りが早い印象を受けます。


    ただ、会社のデスクや自室のパソコンの前などで縦置きしておけたらかなり便利なので、Magsafeのスタンドやスマホスタンドなんかがあれば便利だなーって思いますよ。


    また散財が捗った事となりましたので、下記アクセサリー紹介の項を参考にしてくださいませ。


    カメラは強いまま


    さて、評価の一番難しいカメラの画質ですが、私がそこまでハイスペックなスマホカメラを求めていないという所があるからでしょうか、iPhone13 ProやPixel6aと比べてそこまで大きな差はないのかもしれないです。


    並べてみると確かにここがちがうね、という箇所はそれぞれあるかとは思いますが、めちゃくちゃ細かいディティールがどうとか、色味がどうとか言うのは好みの問題ですし、そこで勝った負けたを論じるほど大きな差はないかと個人的には思います。


    光学1〜3倍ズームまでOK


    光量が少ない所でブツ撮りする時にはとても良い光学3倍ズームが今回でも可能です。


    iPhone13 Proにはなかった2倍ズームにも今回対応となってより細かくズーム倍率が決められるようになったのはアリですね。


    デジタルズームだと15倍まで対応しており、画像を撮影してからAIにて処理が入って滑らかな画像にしてくれるため、思ってたよりは綺麗に撮れる感じがあります。これも使い所によっては便利な機能ですね!


    4800万画素はRAWモード80MB!


    さて目玉である4800万画素まで撮れる!というモードですが、カメラ画面の右上のRAWモードを有効にすることで4800万画素で撮影が可能となります。


    試しに2枚撮ってみた所1枚あたり約80MBのデータ量となりました…。すごいデカいです…。


    Macの写真アプリから取り出した際に勝手にJPGに変換されたのですが、それでも10MBほどのデータ量になりました。そんな圧縮された画像ですが以下のリンクから見てみてください。※容量注意



    圧縮されたとはいえむっちゃくちゃ綺麗ですよね!!これはスゴいです。


    この機能を知らずにバンバン写真を撮ってしまって容量不足に陥ってしまいそうなので、無茶苦茶良い写真を残したいシーンでRAWデータへスイッチして写真を撮り、そのままRAW現像を行うもよし、今回みたいにWebに表示するくらいなら圧縮しても良しなのでデータの扱いに気をつけつつ利用していきましょう。


    音楽好きには期待のBluetooth5.3対応!



    以前の記事で買い換えない選択をしたものの唯一気になった機能はこのBluetooth5.3対応です。


    この9月にAirPods Pro2に発売されてノータイムでAirPods Proから買い換えたのですが、AirPods Pro2はBluetooth 5.3にいち早く対応しており、その時に使用していたiPhone13 ProはBluetooth 5.0までしか対応していないので少々気になっていました。


    現時点でBluetooth 5.3にしか対応していない機能は発表されていないので問題ないのですが、Bluetooth 5.2で盛り込まれたAudio LEと呼ばれる低遅延かつ高音質で音楽を楽しめる新たな規格でロスレスに近いオーディオデータをやりとりするには必須の規格であり、更に安全性や省エネルギー化を謳うBluetooth 5.3に対応した機能がiOSのアップデートによってもたらされる事が可能性があるため、対応端末を前もって揃えておきたいと思っていました。


    AppleはiPadでマルチタスクを提供するステージマネージャという機能を当初M1以上のiPad Proのみ使用できる機能として発表しましたが、不満に思うユーザーの声が散見された結果かM1以前のProシリーズには使用できるアプリ数の減らして対応するといった対応を行いiPad Proユーザーは安堵したという記憶にも新しい出来事がありました。


    これはiPadのMシリーズがAシリーズとそこまで大差がないためできた対応であり、ハードウェアレベルで実装されていない機能は旧端末では使用できない場合の方が大半であるため、前述したロスレスに近いオーディオデータを扱えるようになってもBluetooth 5.3に対応したiPhone14以降の端末のみ対応となる可能性が非常に高いので、がっかりしないためにも前もって揃えておきたいな考えていました。


    AirPods Pro2とiPhone 14 Proでロスレス音楽や音ゲーなどがストレスなくできるようになる未来がすぐそばに来ているなと個人的にはワクワクしている機能の1つですね。


    iPhone14 Proのアクセサリーをチェック


    さて、本体を買い替えたということはアクセサリー沼に足を踏み入れたということになります。iPhone14 Proで使用できるアイテムをチェックしていきましょう。


    PeakDesign Everyday Case Sage


    【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン エブリデイ ケース iPhone 14 Pro セージ M-MC-BB-SG-1
    【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン エブリデイ ケース iPhone 14 Pro セージ M-MC-BB-SG-1

    記事にしていませんでしたが、今年は電動チャリンコを買ったのですがそのチャリンコに携帯をマウントしたい欲が強く出たので、PeakDesignのケースやマウンタ一式を購入しました。



    自転車マウントだけでなく、バイクなどにマウントしたり車にマウントしたりと結構色んなものにしっかりくっつけることができるので面白い規格なんですが、そのiPhone14 Pro用のケースもつい先日発売となったので、新色のセージ色を買ってみました。



    下側面の2つの丸いプラスチックはアンカーといって、Peak Designのカメラなどで使用できる堅牢なストラップを使えるようになります。


    このシステムがまた良くできており、カチッとはめてまた押し込んでカチッと外せるなんとも便利な逸品です。


    カメラとマウントが一緒なのでカメラストラップとしても使いまわせるので結果的に安上がりになることもあります。


    【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン スライド ライト セージ SLL-SG-3
    【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン スライド ライト セージ SLL-SG-3

    ↑こういったストラップと組み合わせて使用できますよ。



    センターに見えるのがPeak DesignのMobileマウントでここに自転車のマウンタや壁面マウントやウォレットなんかもくっつけることができます。


    Mobileマウントの周りはMagSafeも生きており、MagSafe用の充電器やバッテリーやスマホリングなどもそのまま流用できるというなんともガジェット心をくすぐるアイテムとなっております。好きです。


    Mobileマウントのスマホリングなんかも出て欲しいんですけど、まだ出てないですね。。切に出て欲しいです。


    Spigen GLAStR Ez Fitガラスフィルム


    Spigen EZ Fit ガラスフィルム iPhone 14 Pro 用 貼り付けキット付き センサー保護タイプ iPhone14Pro 対応 保護 フィルム 2枚入
    Spigen EZ Fit ガラスフィルム iPhone 14 Pro 用 貼り付けキット付き センサー保護タイプ iPhone14Pro 対応 保護 フィルム 2枚入

    厳密に言えばまだ買ってないのですが、これからすぐ買う予定の製品ということで挙げました。


    今はダイソーの100円ガラスを間に合わせで貼っているのですがちょっと手が滑って落としてしまってすぐ端が欠けてしまったので、もう次のブラックフライデーセールではマストで買う製品としています。


    なぜSpigenなのか、なのですがこれは経験上これ以上のガラスフィルムは無いと思っていて、iPhone4とかの時代からこれ一択で買い続けている非常に信頼の高い製品として位置づいています。


    本当に画面に指紋が付きづらく、スワイプなど指の滑りも全く落ちないですしすべすべのまま保ってくれます。その他のよくわからない中華のガラスは指紋も付くし滑りは悪くなるしでやっぱりSpigen買っておけばよかったなってなってなることが何度もありました。


    なので、私おすすめのガラスはSpigen一択です。少々他のものより高いですがこれが間違いないです。


    Anker 622 Magnetic Battery(MagGo) A1614



    これは以前の記事でも大いに書きまくったのでそちらの記事をみていただければと思いますが、簡単にいうとiPhone14 Proの常時点灯と非常に相性の良いどこでも縦置きできるMagSafe充電スタンドの決定版、といった所でしょうか。


    先ほど紹介したPeak DesignのEveryday Caseの上からの使用でも完璧に使えましたので、更におすすめ度が増しておりますよ!



    横置きでもながら充電できます。YouTubeで配信を見ながらPCでは作業とかいうニーズにもバッチリです。本気(マジ)おすすめ、マジで買え


    Anker 622 Magnetic Battery (MagGo) (アップグレード版 マグネット式ワイヤレス充電対応 5000mAh コンパクト モバイルバッテリー)【マグネット式/ワイヤレス出力 (7.5W) / USB-Cポート入出力/PSE技術基準適合】iPhone 14 / 13 / 12 シリーズ専用 (グリーン)
    Anker 622 Magnetic Battery (MagGo) (アップグレード版 マグネット式ワイヤレス充電対応 5000mAh コンパクト モバイルバッテリー)【マグネット式/ワイヤレス出力 (7.5W) / USB-Cポート入出力/PSE技術基準適合】iPhone 14 / 13 / 12 シリーズ専用 (グリーン)

    ESR Halolock



    さてMagSafe沼といえばスマホリングなのですが、玉石混交状態で何を買ったら良いか分からない所まで来ていますが、このESRのHalolockは一つ頭を抜いて良い製品でしたのでご紹介いたします。



    普通のスマホリングはマグネット部分にリングが1つ付いているものですが、これはリングが直列で2つ付いており更に曲げることができるというシロモノです。



    この何がいいかって言うと…もうお分かりですね。縦に立つんです!こだわりの縦置きが可能となります。



    普段はスマホリングとして使用し、立てたい時はトランスフォームしてスマホスタンドとなり、充電したい時などは外せる面白いですよね。


    ちょっと他のスマホリングよりは重量があるのですが、磁力はその分強めでマグネット部分も少し出っぱってくれるおかげでホールド感は増して感じます。


    使用しない時は畳んで置けて水平を保ってくれますし結構痒い所に手が届く良い製品に出会えたと思います。これもおすすめですね。


    ESR HaloLock スマホリングスタンド MagSafe対応 スマホリングホルダー 指リング スマホグリップ 角度調節可能なキックスタンド 折り畳み iPhone 14/13/12シリーズ専用 シルバー
    ESR HaloLock スマホリングスタンド MagSafe対応 スマホリングホルダー 指リング スマホグリップ 角度調節可能なキックスタンド 折り畳み iPhone 14/13/12シリーズ専用 シルバー

    できるだけ軽くしたいけど磁力を保ちたい方には、ZENIX ZX-safering2をおすすめいたします。これも良いですね!


    ZNX\ZENIX MagSafe 充電 対応 スマホ ホールド リング ロゴ 見せ ZX-safering2 (ブラック)
    ZNX\ZENIX MagSafe 充電 対応 スマホ ホールド リング ロゴ 見せ ZX-safering2 (ブラック)

    新しい技術と体験にふれよう



    Magsafe対応のiPhoneはもう3代目となり様々なアクセサリーも発売されてアレもコレも試したくなっちゃう面白い事だらけです。


    そして主役であるiPhoneの顔認証はAppleにしか出来ない技術の集合知でハイレベルなセキュリティを保ちつつ見た目の美しさをどう補うかなどをソフトウェアでカバーさせるという「らしさ」の詰まった意欲的なハードへとバージョンアップされました。


    買い替えてみて実に面白かったです!これからのiOSの進化にも期待しつつ結びといたします。

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