もくじ
USB-Cポート足りなくなる問題
つい最近iPad Pro M4を購入して前回記事でも紹介したのですが、最近Logic Proで楽曲を取り込んで楽器演奏パート毎に抽出するStem Splitterでギターやベースを練習して、その楽曲の自分のパートだけミュートにして演奏に参加するのにハマっているしゃけごんです。
iPad用のLogic Proは画面の割に情報量が多いので手狭だなって感じるのですが、ステージマネージャ機能の外部ディスプレイ機能にフルで対応していてなんと4Kモニターに立ち上げて外部ディスプレイで見ると普通のDAWのようにいろんな画面を一眼で見ることができます。
これに気づいてからなおさらiPadの可搬性と可能性はスゴイと感じざるを得ないと思い始めました。
ステージマネージャーの外部ディスプレイ機能はiPadのシリーズによって対応が違ってiPad AirはM2モデルから、iPad ProはM1搭載モデルから使用することができるようです。
詳しいAppleの公式の記事はこちら
そんな使い方を知ってから4Kの大画面にLogic Proを表示しながらLogic ProではアンプシミュレーターとかIK MultimediaのTONEXなどを噛ませて歪んだギターを楽しむためにオーディオインターフェースなどを繋げて、TONEXは手元のiPadの画面でパラメーターをいじりたいなぁとかになるとiPadのUSB4/Thunderbolt4ポート1つでは足りなくなってきてしまいます。
もっとたくさんのデバイスを繋ぎたいなぁって思っていた矢先にAnkerより手頃なUSB-Cハブが発売されたので早速買ってみました！
Anker USB-C ハブ (4-in-1, 10Gbps) 100W USB PD対応 10Gbps 高速データ転送USB-Cポート搭載 MacBook Pro/iPad/iPhone 15 / Surface Pro/Dell 他対応
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USB4の1ポートがUSB-Cの4ポートへ
このAnkerのハブはUSB-C用なのでUSB4/Thunderbolt4をそのままポート数を増やすものではなく、下位互換のあるUSB-Cポート4つにするハブとなります。
USB4や4Thunderbolt4や3の機能は失いますのでUSB4.Thunderbolt4のSSDやその他デバイスを持っていれば選択には入らないのですが、私自身iPad Proで使いたいデバイスにThunderbolt3/4対応のものはなかったのでこれで問題なかったのでこれをチョイスしました。
この製品はなかなかトリッキーな仕組みがあって、4ポート中3ポートはUSB3.2(Gen1)のMax10Gbpsとの事で3ポートの総合計が10GbpsとなるようでSSDを複数接続するには向かないかもしれませんが、1ポートはSSDとその他にオーディオインターフェースやマウスなど転送速度がそこまで必要でないものと組み合わせるような使い方を想定している製品と思います。
そして、残りの1ポートがさらにトリッキーでPD対応のポートとして機能する場合は電源入力として機能して最大100Wのパススルー充電が可能で電源供給が必要な場合は85Wまでの充電ができます。
このポートをモニターに繋げるとUSB-C Alternateモードで4K60Hzの画像出力が可能となります。これは本当に面白いですね！給電に対応したモニターであればUSB3.2 Gen2対応のUSB-Cケーブルがあれば給電が可能なので条件が揃えばiPad Proを充電しながら全機能を使うことができるという「ヤンチャ」なハブとなっています。
Magic KeyboardがあればMagic Keyboardの背面よりiPadの充電が可能となるので給電は考えずにモニターやプロジェクターにUSB-HDMIケーブルを使用してiPadの映像出力を行いながら手元のiPadは別作業をさせてその他のUSB-Cポートからマウスやキーボードやコントローラなどを接続してBluetoothでない遅延の少ないデバイスたちとして利用することもできます。実に面白い😄
Anker PowerExpand+ USB-C & HDMI 変換アダプタ 【4K (60Hz) 対応】 Macbook Pro/MacBook Air/iPad Pro/Chromebook/Pixel/XPS/Galaxy 他対応
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本体だけに留まらないiPadの可能性
ステージマネージャーがここまで強くなっているとは思いもよりませんでした。
ただiPadの画面がモニターに映せるだけでなく、拡張モニターとして機能してPCのような使い方もできるようになっていてその相手がLogic ProやFinal Cutで発揮されるのであればPC顔負けの様相を呈してきているということで面白いですね！
iPad Proはその手に収まるパワーも計り知れないですが、外部モニターなどで利用するにあたっての制限がだいぶ無くなってきており逆にそちらでも利用用途もとても現実的になりつつあるところまできているなと思います。
サードパーティアプリもこの勢いで続いていってほしいなって思います。
Ankerのこのハブの紹介なのにiPadの可能性の話につながってしまうも頷けますね。Ankerのハブで引き出されるiPadの隠れた機能、みなさんもぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
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