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    2023年も晩春に差し掛かっています、いかがお過ごしでしょうかしゃけごんです。


    GWは、ちょっと友達とうどん自販機のあるレトロなドライブインまで行ってみたり、Next.jsでSSGな当ブログに読まれている記事機能を追加したりと楽しんでおりました。


    そして終盤には、Core Keeperという2Dな洞窟版マイクラみたいなゲームにどハマりしてしまって、もう何十時間もプレイしてしまっています。アーリアクセスながらかなりのボリュームに時間を溶かし続けています。ペット可愛い。


    さて、本日は「今年はどのガジェットに貢ぐのか」という私的なコラムを書き連ねていこうと思います。自分のブログだしいいよね、たまにはね。さて早速まいりましょう。



    Pixel7a発売!すごいけど「ちょっと待った」



    5/10にGoogleのカンファレンス「Google I/O」にてPixelシリーズの廉価版に当たるPixel7aが発表されました。


    そのカンファレンスでは、Pixel7aのみならず、Androidでは死んだと言われていたタブレット端末の復活と、折りたたみ端末のPixel Foldなどハードウェアの発表だけでなく、ChatGPT的なプロンプトAIの「Bard」など、これからの未来を変えていく目ざましい発表がドドーンとお目見えしました。


    感想としては、Foldは高すぎる割にはGlaxyなどが散々発表してきたので新しさがそこまで無い事と、Tabletも特に目新しい機能は搭載されていないので、iPadガチ勢な私としては「ふーん」といったところでした。これを機にまた8インチ以上のタブレット界隈が盛り上がってくれたら良いなぁと思いました。


    Pixel7aはPixel6aを所持しているので安いなら乗り換えてやろうと思っていたので、初めから気持ち的には「いってやる」って思って発表を待ち侘びていたところもありました。


    5月に入るくらいでリーク情報がバンバン出てきて、何やらカメラも搭載メモリもフラッグシップであるPixel7を超えてくるらしいとの事でワクワクして待っていた感じですね。


    そして、発表されてやはりスペックはPixel7とほぼ同等で発表されたのでスゲ〜!となりました。


    スペックPixel 7aPixel 7Pixel 6a
    ディスプレイ6.1インチ OLED、90Hz6.3インチ OLED、90Hz6.1インチ OLED、60Hz
    プロセッサGoogle Tensor G2Google Tensor G2Google Tensor
    メモリ8GB8GB6GB
    ストレージ128GB128GB128GB
    カメラ50MP広角、12MP超広角50MP広角、12MP超広角12.2MP広角、12MP超広角
    バッテリー4385mAh4355mAh4410mAh
    OSAndroid 13Android 13Android 12
    防水IP67IP68IP67
    価格¥62,700¥82,500¥52,900

    Google Web StoreでPixel6aを下取りに出して、Googleの純正のアクセサリや端末の購入できるポイントをゲットしても実質4万円弱と知って勢いがちょっと萎んだのも事実です。

    優柔不断な私は、同時に発表された「Bard」に「Pixel7aを安く買う方法」を尋ねてみました。

    すると、AIは「キャンペーンでPixel6aからの買い替えでは$200安くなります」と言ったので「マジ!?」と嬉しく思ったのですが、それはどうも米国のみの施策らしく、日本ではやっていないとの事でした。ちょっと落胆したのですが、続けて「日本でもその施策は行われますか」と言ってみたところ「今のところ施策はされてないが、日本でもそういった施策をこれまで打ってきたのであり得なくは無い」との回答がありました。

    「じゃあまだ保留でいっか」って思った次第ですが、また半年もすれば色々と施策が出てくるのかなぁって思ったりしています。

    何よりも、私個人としてPixel6aの残念なところは「描画が60Hz」のみなのでPixel7aの「描画90Hz」だけを求めて出せる金額として4万はちょっと厳しいなっていうのが正直な所ですね。すごい自分勝手ですけど。

    Pixel6aでも普段使いには十分過ぎるスペックなので、6a→7aは無理するほどの内容ではないかなと結論を出しました。

    Appleが突然発表した「アプリ」

    さて、Pixel7aを無理する必要ないと早々に結論づけた理由はここにあります。

    AppleはGoogle I/Oの前日にある発表をします。それが「iPad用のFinal Cut ProとLogic Proを5月24日に発売します」という内容でした。

    Final Cut Proは動画編集ソフト、Logic Proは音楽制作ソフトでそれぞれがMac用でAppleが販売している「純正」アプリとなります。Logicはもともとはemagicという〜という昔話はとりあえず差し控えておいて、今現在はAppleが権利を買い取って純正アプリとして開発・販売しているソフトです。

    Logic ProについてはiPad版については数年前から出る出る詐欺というか噂があったツールで、Mac版についてもSteinbergのCubaseやAbleton LiveなどのDAWツールではそれぞれできる機能によってグレードが存在し、エントリーモデルと最上位モデルでは価格差が何万円もあるので、自分の使い方でモデルを選ぶ必要がありますが、Logic Proについてはモデルが存在しない上に他のDAWでいうと「最上位」モデルが約3万円で買えてしまうという破格な上にプロ御用達のキラーソフトといえます。

    加えて、毎年新機能や新音源を載せてアップデートしてくるソフトで、1回買っちゃえばアップデートが無料でし続けられる神ソフトなわけです。

    そんな、神ソフトがこの時期に突然発売を発表したわけなので、私も悠長に「Pixel7aマダー?」と思っていた気持ちが一気に吹き飛んで「やっべiPad新調しなきゃ…」と真顔になった瞬間がありました。

    容赦ない足切り

    さて、一気に興奮の渦に巻き込まれたのですが、どのiPadでも使えるわけではないのが今回の悩ましい所で、Logic Proに関してはA12以上、Final Cut Proに至ってはA1以上というハードルをぶち上げてきました。

    Logic Pro for iPadが使えるiPad

    Logic Pro for iPadが最低限動くiPadは以下の世代となります。

    iPad世代発売年チップメモリ
    iPad Pro(12.9インチ)第5世代2021年M18GB、16GB
    iPad Pro(11インチ)第3世代2021年M18GB、16GB
    iPad Pro(11インチ)(第4世代2022年M18GB、16GB
    iPad Air第5世代2022年M18GB
    iPad Air第4世代2020年A14 Bionic6GB
    iPad Air第3世代2019年A12 Bionic4GB
    iPad Pro(12.9インチ)第4世代2020年A12Z Bionic8GB
    iPad Pro(11インチ)第2世代2020年A12Z Bionic6GB
    iPad Pro(12.9インチ)第3世代2018年A12X Bionic6GB
    iPad Pro(11インチ)第1世代2018年A12X Bionic4GB
    iPad第10世代2022年A14 Bionic4GB
    iPad第9世代2021年A13 Bionic4GB
    iPad第8世代2020年A12 Bionic3GB

    上記のiPadにおいてもソフトウェア音源を増やしたり、トラック数の上限など使い方によってメモリ不足やハードウェア的に動作が重くなったりすることがあると思うので比較的新しい方が動作に影響が少ないと思われます。

    ここ5年のiPadに限られるわけですが、それなりにサポートされているという印象がありますね。

    私のiPad Proは12.9インチ第4世代とiPad mini第6世代なのでLogic Proに関しては動作OKということとなるようです。iPad miniについては言及も写真も無いので発売されてみないとわからない所があることは注意ポイントです。

    しかしながら、どちらも端子がUSB-Cなので、サポートを謳っているUniversal AudioのオーディオインタフェースでApollo Twin XなどはThunderbolt3なので非対応となります。

    Universal AudioはApolloでM1 Macの対応が遅れに遅れていて今でもOSのセキュリティレベルを下げないとインストールできない状態が続いているので、ApolloではなくUSB接続のVoltなどが対象となっているとは思います。

    一応そうだろうと思ってUADのフォーラムを参照すると、UADの中の人がApolloはサポートしないと明言していました。うーん。仕方ないと取るべきですかね…。

    https://uadforum.com/community/index.php?threads/logic-pro-for-ipad.64253/page-2

    ということで、私個人としてはApolloが使えないのでLogic ProのためにiPadを買い替えなくても良いという結論にこの場で達しました。

    Final Cut Proが使えるiPad

    Final Cut Pro for iPadが使えるiPadは以下の通りです。

    iPad世代発売年チップメモリ
    iPad Pro(12.9インチ)第5世代2021年M18GB
    iPad Pro(12.9インチ)第6世代2022年M18GB、16GB
    iPad Pro(11インチ)第3世代2021年M18GB
    iPad Pro(11インチ)第4世代2022年M18GB、16GB
    iPad Air第5世代2022年M18GB

    無印iPadとiPad miniは2023年5月の時点では該当なしとなってしまいました。miniに関しては画面サイズのこともあるので二重で仕方ないのかもしれません。


    iPad Proでも第5世代とここ2年で発売されたモデルとなります。ステージマネージャーがM1以降対応だった所を画面出力機能を削って4アプリまでに制限してA12Xまで対応した経緯がありましたが、そこまで生やさしい対応とはなりませんでした。


    A12ZとM1はほぼほぼ近いスペックですが、ここでしっかり足切りされてしまいました。残念。


    私がFinal Cut Proを使うにはiPad Proを買い替えなければならないこととなってしまいました。


    動画編集ツールの要求スペックの高さ



    動画編集ツールといえば、タイムライン編集系はAdobeのPremiere ProやDaVinci Resolveなどがありますが昨今では、CPUやメモリーに加えGPUなども要求スペックが上がってきていますよね。


    動画編集は文字を入力したり動画をカットしたりと変更を加える度に都度プレビューが入ります。その1つ1つのプレビューが遅ければやっぱり創作意欲も削がれますしイライラもしちゃうので、動画をエンコードする時間よりクリエイターのプレビューにストレスがない方が良いと私は思っています。


    動画を何層にも重ねその上に画像や文字を載せていくわけなので瞬間にかなりの計算が必要になります。その上、編集している人に対してはストレスを与えないように即レンダリングするには今のマシンでも相当スペックがいる作業といえます。


    M1 Pro/Max以上・M2のMacにはメディアエンジンというプレビューに特化したハードウェアなんかも搭載されてどんどんクリエイターにストレスを感じさせない方向へ進んでいます。


    その体験をiPadにも持ち込む分、ハードウェアの足切りが行われることも自然な流れと思います。お、そうやって文字に起こすことでiPad Proを買い替えさせようと自分を納得させはじめている私がいますぞ。ここにいますぞ…。


    動画編集、最近ちょっと仕事でやりはじめていて、仕事で使うWindowsマシンはGPUがCPUに付いているヤツなので文字を入れるのもカクカクしてしまって集中力が削がれるのがわかるので、やっぱ動画編集はプレビューにストレスがない方がいいですよね。


    ほんで、今年何を買えばいいんだ?



    さて、Pixel7aでフワフワして色めきだってたのに急にガチな悩みに発展してしまいました。


    本職はWebエンジニア(JavaScriptやCSS寄り)なのですが、動画を作ったり音楽を作ったりとにかくなんでも屋な一面がある私なので、なんでもできる環境を持ってたいんだ!と思っています。


    そして、iPad 12.9インチは機動性がやはり悪く、普段使いはiPad mini + Apple Pencilで事足りている始末です。これはiPad miniのProが出てくれたら解決なんじゃね?とかも思ったりしています。


    動画編集とかはThunderbolt → モニターに映してできれば良いし、ちょっとしたことをminiの画面でできればそれでよくね?Appleさん?って思っています。


    iPad mini6より2年が経ったので、そろそろ新型もあるかもしれませんし、Pro MotionでぬっるぬるのiPad mini見てみたいなぁってずっと思っています。


    実際ガチで作業するなら、24インチ以上のモニターが良いし、iPadでやるなら12.9インチあった方がいいですが、機動性が落ちるので、持ち運びがし易くて画面サイズがそれなりな11インチで納得させるというのもアリかなとも思います。


    今年の9月もしくは10月に新たなiPadシリーズが発表されたら、考えようかなーって思ってみたりしています。iPad mini Proや11インチの新型が登場したらきっとどちらかで数分悩んであとは無心でポチる、M3の遅れから11インチが来年に延びたらそれを待つか、M2の整備品か状態の良い中古を買う、それもアリ、ってのが今の結論かと思います。


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    ソフマップの中古専門サイト「リコレ!」などを利用して中古で状態が良いものをゲットするのも手かなと思います。
    先日iPhone SE2のバッテリー90%品をリコレ!から購入してとても満足でした。
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    とうとう2大制作ツールがiPadへやってきた事でマジで買い替えを考える悩ましい時期が到来してしまいました。みなさんも大いに悩んでベストな選択をしてやりましょう!


    ちなみに、Final Cut ProもLogic Proも月700円のサブスクになりました…。2つ合わせて1,000円とかにしてくれよ!そして末代までしっかりアップデートしてくださいよAppleさん!


    今回は、テーブルのデータの取得にGoogleのBardを使用してみました。結構中身はあやしいので、まだまだ精査が必要ですね…。

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