マグネット対応のMOFTが色々発売されているが…。

iPhone 12シリーズが発売され、背面が磁力を帯びていてワイヤレスで充電できるMagSage機能が搭載されており、充電の方法も新たに増えて盛り上がりましたね！

そんな背面充電以外にも磁力を活かしたアイテムが各種発売されており、兼ねてより愛用しているMOFTシリーズにもiPhone12発売から数ヶ月足らずで付け外しが容易なスタンド製品が発売されました。



そしてこの6月末にもMoft O Snapスマホスタンド＆グリップという新たな背面の磁力を活かしたアイテムが発売されたので、いち早く購入しました。



そして、その製品がどういうモノだったのか、そしてMOFT教のしゃけごんとしてのナンバーワンアイテムをここで決定したいと思います！！

結論、MOFT　X最強！

結局、MOFT Xが最高と言わざるを得ない結果となってしまいました。



何故その結論に至ったのか、もう少し見ていきましょう。

MOFT Snap-on iPhone12

MOFT Snap-on iPhone12はMOFT Xと非常に良く似た機能を持っていて、スマホを縦スタンド出来る事とスタンドと接着面の間にカードが収納できるホルダーが付いている、もはやスマホとは「こうあるべき」を示した素晴らしい考え抜かれたデザインです。

それに加えMOFT Snap-onスタンドは、iPhone12の背面の磁力を使って付け外しが容易となった事と、横おきにも対応した点が大きな違いとなります。



MOFT Xはシリコンの接着剤なのでくっ付けたら剥がすには結構力が必要となり粘着も弱まります。その付け外しの弱点を補ったものがMOFT Snap-onということになります。

磁力が逆に不幸をもたらす

そんな弱点を潰したと思われたMOFT Snap-onでしたがiPhone12の背面の磁力はものすごい弱く、MOFT Snap-onの磁力もそこまで強くないので、接着面がズレようものならすぐ外れます。

これまでのMOFT Xのもう1つの最大の特徴は「ホールドできる」所にあり、シリコン性の接着剤とスマホが協力にくっ付いているため、スタンド部を手でホールドすれば大きなスマホでも片手で操作が可能となったり、指に引っ掛けて使う分、落下の危険性も大幅に軽減できる所が魅力です。

この、しっかりホールドできる良さという所がSnap-onは一切期待出来ない分、魅力は半減どころか使うな危険という域に達していると筆者個人的には思います。

使うな危険で言うと、この磁力の弱さがまた弱点で、大事なカードなどをホルダーに入れているとスタンドだけ人に当たって飛んで行くようなケースも考えられます。



通常のスタンドとして使う場合も、iPhone12 Proで使用すると少しポジションが上になるので、スタンドしても少し角度が緩く後ろに少し倒れ気味になるのもあんまり嬉しくないポイントです。



MOFT大好きな筆者としては以上の2点が非常に自分の使い勝手に大きく影響して、1日も使う事なくお蔵入りとなり、剥がしたMOFT Xに戻るという結果となりました。

MOFT O Snap-onスマホスタンド＆グリップ

そして、この6月末に発売された新たなスタンドが、この MOFT O Snap-onグリップです。

見た感じ丸くカワイイですし色も非常にキャッチーで思わず過去Snap-Onで味わった苦い思い出も忘れて新たな思いを載せて購入しました…。

しかしながら、やはり結果は散々でありました。

グリップって？

このMOFT O Snap-onグリップの1つのウリは「グリップ」で、iPhoneの背面に磁力でくっ付き、MOFT Oをパタパタと折ると指がその間に入りPOPSOCKETSのように指と指の間でしっかりスマホをグリップできますよ、という機能です。

このグリップ機能ですが、私も以前のブログでPOPSOCKETS最高！という記事を書きましたが、スタンド機能が要らないならコレも大いに選択肢に入るというイメージを持っており、サブ機のAndroidなどはそれを使っているくらい持ちやすくありがたい機能とです。

POPSOCKETSもシリコン製接着剤なのでしっかりと圧着し外れにくいような仕組みになっているのでこのグリップ性能の信頼感が上がるのですが、このMOFT O Snap-onのグリップ性能はやはり、磁力でくっ付いている分その接着面の安定感は皆無で結局力のかかり方が垂直となると途端に外れてしまうので、何を以ってグリップを謳っているのかがわからなくなる、そんな製品となってしまっています…。

POPSOCKETSについては以下の記事をご覧ください

縦置きって？

そして、もう1つウリにしている「縦置き」ですが、円形のスマホスタンドをまた折り方を変えると90度で支える形となり、iPhone12をそこに置いたら縦に静止する、という機能です。

しかしそれは、ただ静止しているだけの印象で、磁力が本当に少ない部分で支えているため、少しiPhoneの画面の上部を押すと倒れてしまいそうな印象を受けました。これもまた使うな危険の1つと個人的には感じます。

そっと置いておくのにはカッコいいんですが、安定感がないためあまり使おうとは思わないんじゃないかなぁ…と思います。

MOFT Snap-On スマホ用マグシールって？

MOFT O Snap-Onスマホスタンド＆グリップは背面の磁力の問題でiPhone12シリーズ専用に設計されているので、その他のスマホは背面に磁力があるスマホには例外的に使用できるかもしれませんが、普通のスマホには対応できません。

そこで、磁力のあるシリコン接着剤シートを貼ってSnap-Onシリーズに対応させられるのがこのマグシールです。

2021/7/11現在、Amazonでは販売されておらずMOFT直営サイトのみの販売のようです。

私はiPhone12を妻に譲って今はiPhone SE2を使用していますので、一緒に購入しました。このシートはMOFT O Snap-onスマホスタンド&グリップには同梱せず別売りなので注意が必要です。

iPhone SE2に使用してみての感想ですが、もうちょっと磁力強くできなかったの？が正直な気持ちです。iPhone12の磁力程度にしかならず、iPhone12とそこまで変わらない使い勝手となり、結局これも1日でお蔵入りとなってしまう残念な結果となりました。あまりにもだったので画像にも収めておりません…。

とりあえず、XPERIA ZX1　Premiumのケースに着けてみた所です。





マグシールのおかげで、別のスマホでもMOFT O Snap-Onスマホスタンド＆グリップで縦置きも利用できそうですが、スマホの下部がiPhone12のような自立できるものでないとSnap-onでは建てられないと思いますので、お気をつけください。

やっぱりMOFT X、全てにおいてNo.1です！

MOFTの新製品はいつもワクワクして、これまでにもMacのケースやスタンドなどをいつも買ってきたのですが、Snap-Onシリーズは私の中では不発でした。

MOFTのスマホスタンドに求めている機能・用途が違うのかもなと結論としては思っていますが、スタンド力・ホールド力まで求めるならMOFT X一択と私は思います。

今のiPhone SE2の装備をご紹介

今のiPhone12の装備ですが、ケースは薄型でありながら強度十分な最高傑作「mynus iPhone12」とドラクエウォーク用に首から下げられるようカラビナを付けられるような接着シートをMOFT Xとの間に挟んでいます。







mynusは薄型ケースでは最高峰の軽さ・耐久度・デザイン性でiPhone6の頃から新しいiPhoneが発売される度に新作が出て、発売される度に興奮するのですが、ストラップホールなどの機能を追加する事は無くあくまでマイナスの美学を追求しているので、ない機能は自分で足してやろうスタンスで使っています。



MOFT Xは折り畳む部分がちょっと剥がれやすいので見た目が不恰好になってしまっていますが、痛んだらすぐ買い替えみたいな事がし易い価格なのでその運用もアリです。私も3回買い替えました。惜しくない機能です。

MOFT Xにカラビナが付いてくれたらさらに最高なんですけど…どうにかなりませんかね〜？（これだけ辛口言ってしまったら無理かな…）

MOFTシリーズにはとても愛があるので厳し目意見になってしまいますが、これからもPlan-Do-See-Actionでより良い製品を産んでくれるはずですので、これからのMOFTにも注目していきたいと思います！

過去のMOFT Xの記事はこちら