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    昨年、Firewire接続のTerratec PHASE X24を手放してから、CakewalkのUA-1G一本になってしまってそのまんま来てしました。UA-1Gは音もそれなりだけどいかんせん拡張性や面白みがない。


    なので今回、オーディオインターフェイスを新調しよう!と思い、まず今、何がどう良いのか、というものに疎くなっている事を感じ、下調べをしようとブログの記事作りも兼ねてやってみる事にしました。


    自分のお財布も限られていて、なおかつメインのMacにはUSB2.0しかインターフェイスが載っていないこともあり、制限を設けました。



    ・価格帯は15,000円〜26,000円前後まで
    ・インターフェイスはUSB限定
    ギター・ベースの録音に適しているもの
    ・インターフェイス部分以外のウリの部分
    ・付属ソフト



    以上5点からいろいろ見てみたいと思います。(記事作成日:2012/2/12)


     


     


    ■Focusrite Scarlett 2i2
    2i2音質:24bit / 96kHz
    2 in / 2out
    付属ソフト:Ableton Live Lite
    特記:Plugin(EQ/Comp/Revb),
    USBバスパワー駆動
    アルマイト使用の真っ赤で見栄えのいいIF。
    フォーカスライトのMicPreは過去のSaffireなどから定評があります。全面にマイク・ギター入力端子があって使い勝手
    はよさそう。あと特筆すべき点としてはUSBバスパワーで動く所。モバイル環境でも電源を選ばないという点は非常に良い。ただその点でファンタム電源がないのは仕方ない所。
    あとMIDIインターフェイスがないので、オーディオIFとしてしか使えない。
    Scarlettプラグインはマスタリング時に活躍しそうなモノばかり!チップによる内部処理(DSP)とかでは無くCPU依存
    Ableton LiveのLite版が付いているのも買ったら即作曲を実現できそう!ただ色々と独特ですよねLiveは。
    値段は15,000円台で手頃ですね。

     

    ■PreSonus AudioBox 22VSL
    presonus_ab22vsl24bit /96kHz
    48Vファンタム電源搭載
    2in / 2out
    MIDI in/out x1
    付属ソフト/Studio One Artist
    特記:VSL・USBバスパワー駆動
    最近結構売れているらしいPresonusのオーディオインターフェイス。結構低レイテンシーに詰められるそうですよ!

    そしてコンプ・リミッター・EQ・フィルター・リバーブ・ディレイを究極低レイテンシーで処理してくれるVSL(Virtual StudioLive)搭載でDSPにて処理する為ほとんどストレスなくエフェクトがかけられるイマドキ機能が入っています。こういうの本当に嬉しいですね!掛け取りはできないらしいですが、微調整をしつつミックスダウンまでストレスフリーはちょっと慣れたら後戻りできそうにありません!

    MIDI入出力搭載でiPadとか繋いだらもっと面白いかも!
    新興DAW Studio Oneもおもしろそうだなぁ〜。
    実売20,000円までくらい。うーん気になる。

     

    ■M-Audio Fast Track C400
    FastTrack400-DynoLt_1k24bit / 96kHz
    ファンタム電源搭載
    4 in / 6 out
    モニター管理(スピーカー・スイッチング)
    MIDI in/out x1
    S/PDIFデジタル
    付属ソフト:ProTools SE
    特記:ゼロレイテンシーRevb/Delay
    Multiボタン、バスパワー駆動
    昔っからPro ToolsとゆかりのあるM-Audioの近未来デザインA/IF。 ハードだけで色々とDAWをコントロールのできるMultiボタンがポイント。
    DSP処理はリバーブとディレイのみ。ほぼほぼゼロレイテンシー!面白いのはモニター切り替え機能で、接続したモニターをスイッチひとつで切り替えて音をチェックできるというものが本体に付いているという!

    そしてやはりProToolsが付いている所が強い点ですね。
    まだまだ業界標準なのでその道を目指すなら入門に!
    上位機種にはついている再生やストップ、頭出し等のボタン(トランスポート機能)があります!
    実売23,000円台〜。オール・インワンですね!

     

    ■Steinberg CI2+
    CI2plus_full_0124bit / 48kHz
    2 in / 2 Out
    ファンタム電源搭載
    フットスイッチ入力端子
    トランスポートスイッチ・ノブ
    Cubaseシリーズとの高い親和性
    付属ソフト:Cubase5 Essential
    USBバスパワー駆動
    オーディオインターフェイスとコントローラーが1つになったSteinbergのA/IF。録音できるサウンドの質は他社IFよりは少し劣るけれど、Cubaseとの組み合わせに重点を置いていてるののでそのあたりは納得して買うのがいいでしょう。
    とはいえ48kHzまで対応しているのでよほどのことがない限りは大丈夫そう。

    別売りのフットスイッチをセッティングするとパンチイン・アウトのような使い方も可能のようです。いろいろ割り当てられるしそのあたりは面白そう。
    ノブでポジションを手軽に変えたりトランスポート機能で再生・録音をマウスフリーでできるのは慣れると効率よく曲が作れそうですね!

    そしてCubase5のエントリーモデルEssentialが付属でこれまたオールインワンで使用できて一発買って作るれるのは◎
    MIDIインターフェイスとかDSP処理が無いのでそのあたりはCPUパワーと割り切りで使いこなす必要がありそうです。
    実売は2万円程度。うん面白そう。

     

    ■Roland QUAD-CAPTURE
    QUADCAPTURE24bit / 192kHz
    4 in / 4 out
    COAXIAL In / Out
    MIDI in / out
    VS STREAMINGによる低レイテンシー実現
    入力レベル自動設定AUTO-SENS
    付属ソフト:SONAR X1 LE
    DSP処理(GATE/COMP)
    USBバスパワー駆動
    これ売り切れ続出中だそうですね…。RolandのUAシリーズの後継機、QUAD-CAPTURE。
    最近のバージョンアップで設定次第でレイテンシーを5msecくらいまで縮める事が可能となったようでこれはちょっとその点では大きく気になる所です。

    Hi-Z端子でギターを直接させるようにできているし、プリアンプは上位機種とほぼ同等な力を持っているというのも注目ですね。
    入力レベル自動調整機能ってのも便利そうですね!クリッピングを防止する為の微調整などをする時間でなんだかもう疲れたわ…ってなるのがなくなります!
    DSP処理が可能なのはノイズゲートとコンプレッサー。ちょっとやれる事は少ないけれど、コンプ必須の時代に微調整を重ねながらストレスなくやれるってのは◎

    付属ソフトはSONAR X1 LE。Windowsのみです。Macは他のDAWツールを別途用意しなければいけない所があります。
    実売25,800円程度。でもその価値は十分にあるデキです。

     


    ■どれを買おうか悩む

    調べていると、最近のA/IFにはバスパワー駆動が当たり前になっていた模様。
    そして個々の色を特に感じたのは内蔵DSPがなんの処理に当てられるか、でした。
    その中でPresonus Audiobox 22VSLは他社がコンプやEQで抑えている所に加えて
    リバーブやディレイまで備えてほぼ0レイテンシーってのはとてもアツい!!
    そしてMac/Winでそのまま使えるStudioOneは他のDAWを持っていても面白そうだなって
    気になって買ってしまいそうなそんな製品かなって思います。

    そしてお値段は少しあがりますが、やはりQUAD-CAPTUREがかなり心にひっかかってます。
    自分の中ではAudioBoxとQUAD-CAPTUREの一騎打ちが頭の中で繰り広げられてます。
    やはりギターやベースを弾いて録音する点ではQUAD-CAPTUREの方が上で、
    入力レベル自動もありがたい。単純にRoland製品が好き…ってのも評価のポイントに…。
    いやいや、あとは出音とか値段とか地味に見ながら、近々に購入しようかと目論んでいます。

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